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2009年06月09日

門中と屋号と私。

いやぁ参った。
最近、この頃も。。ブログに書く話題がありません。。。笑

なので。藪から棒に、こんな話題を・・・。

沖縄の特に10代20代の皆さん。
自分の門中と屋号を知っていますか。。。

僕は5歳頃、
祖母に屋号を何度も教えられて覚えたのですが、

近所の人や知らない人に会った時に、
『やーや、まーぬが?』
(あなたは、どこの子ね?)

と言われたら、

こう答えなさいと教わりました。

『わんねー、トゥンチ〇〇ー▲▲グヮーぬ次男ぬチャクシやいびーん。』
(私は、殿内〇〇の▲▲の次男の長男です。。。的な意味。▲▲は名字。)

沖縄の地元紙の訃報欄には、
亡くなった方の氏名と併せて、普通に屋号も載っていますよね。

ただ、僕はこの屋号形式での自己紹介を
未だ実践した機会がありません。。。笑


あと、門中(ムンチュウ)。

(沖縄県外の方は、馴染みが薄いと思いますが、
”門中”のシステムを私見でザックリ表わすと、
大相撲の〇〇一門▲▲部屋みたいな感じです。
〇〇一門が門中、▲▲部屋が名字。)

ちなみに僕ら親族の門中は、
『麻氏(マウジ)』です。
Okinawa情報局>貴方も知らない沖縄の家紋>た行より。
門中と屋号と私。
元祖:大城按司真武
麻姓旧首里士族大宗 


同門の元祖の御先祖の先を訪ねると、その上代は大城按司が二代続き、英祖王統四代目玉城王に至るという。麻姓同門の分家姓には田名、長嶺、大城、宮里などの姓があり、同門子孫男子の名乗頭は真である。

門中の名乗り頭に『真』があるので、
祖父、親父、伯父さん等、
代々、名字+『真〇』という名前になっています。
が。。。しかし。
親父兄弟の世代から子に命名する際に、
時代遅れという事で、
僕、従兄弟世代には名乗り頭を使っていません。

門中シーミーや集まりなどは、
亡くなった祖母や、今では伯父さんの一家の代表者が参加していたり、
僕自身が今、県外に居るのも手伝ってか、
門中がどうのこうのというのが、あまり意識の中にありません。


でも。。。

でもでも。。。

もでもで。。。

ででもも。。。


『ウチナーンチュなんだから、沖縄の文化の中で、
家庭を築いて、子供を育てた方が良いんじゃないのか?』
って、今、ふと頭をよぎりました。

結婚もしていないし子供もいないので、
想像の世界ですが・・・

沖縄で結婚して子供を育てて、家庭を築いた方が絶対いいと思うパンチ!
今日この頃の・・・三十路一年生。独身。
このままでいいのか?わたくし幹太郎。

さっさと帰ろうかな。。。
どうしようかな。。。笑


まぁ、いいや。
折角なので。。。

わんねー、トゥンチグチー〇ー〇グヮーぬ次男ぬチャクシやいびーん。

いったーや、まーぬが?




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Posted by 幹太郎 at 23:21│Comments(9)沖縄情報
この記事へのコメント

http://www.mori-taxi.net おはようございます 幹太郎さん

門中と屋号はウチナーンチュにとっては
家の氏名と同じですよね。

オジーやオバーに話をするときに
必ずといっていいほど出てきます。

たぶん今日の話題
ウチナーンチュ以外ついていけないかも。。(=^_^=) ヘヘヘ

でも沖縄の文化や風習はそれだけ
奥が深くて面白い!!
学生の頃はフツーに当たり前のように
何も思わなかったことが
最近、いろいろ興味が出てきて
只今勉強中です(*'‐'*)

Posted by 盛幸タクシー盛幸タクシー at 2009年06月10日 07:38

https://kantaro.ti-da.net/ ◆盛幸タクシーさん

こんばんは!
今、僕らの世代では門中と屋号の事を知っていない人も多いし、
知らなくても日常生活に支障はない時代になってますからねぇ・・・。
でも、沖縄のオジーやオバーの世代には知っていて当たり前の常識で、
年配の方と会話を進めると必ずと言っていい程、そういう話になりますよね!

こっちの沖縄県外の友人に、沖縄の門中制度を説明する時は、
本当に大変です。。。泣
それで説明をする時に、僕が考えた例え話で、
『大相撲の〇〇一門▲▲部屋みたいなシステムですよ。』って、
答えています。。。(てーげーなー。。。笑)

僕的には、自分のアイデンティティの部分で、
門中や屋号に限らず、
沖縄の文化や歴史をもっと深く知っていたいなぁと思っています。
僕も盛幸タクシーさんに負けないように、
沖縄のことについて勉強していきたいと思います!

Posted by 幹太郎幹太郎 at 2009年06月11日 00:10

こんにちは。
コレ、ほんと説明聞いてもチンプンカンプンです。
新聞のお悔やみ欄で見ましたが、出身中学?的な漢字の羅列がごにょごにょありました。

全ての方ではありませんが「天寿全とう9X歳」が多くてほんとに長寿だと思いました。
100年近く生きて色々あったろうな~と、知らない方のお悔やみを見ながら色々妄想を。。。

Posted by ちゅラぐま at 2009年06月20日 09:08

https://kantaro.ti-da.net/ ◆ちゅラぐまさん

こんばんは!
返信遅れました。すみません。

沖縄の屋号は方言で表記しますが、
方言の意味を知ると単純で、その家の家業や住んでいる場所、ご先祖様の国に仕えているときの役職等だったりします。
ちなみに、『小』は小学校の小ではなくて(笑)、
この場合、自分の事をへりくっだって言う謙譲語的な使い方で、『小(ぐゎー)』を用います。

確かに、お悔やみ欄を見ると、長寿の方が多いなぁと感じます。知らない、その方の人生が少し垣間見えますよね。
ただ、家族構成等、個人情報満載なので、今のご時世、大丈夫なのかな?と思ったりもしています。。。

Posted by 幹太郎幹太郎 at 2009年06月25日 23:29

たまたま通りかかりました。
やまとぅ在住13年の
うちなーんちゅです。

私は南部の出身なのですが、
私も、物心つく前からおばーに
「やーや、まーぬが?」と
聞かれたら
「後仲○○の二男」と
応えるように仕込まれていました。

その甲斐あって毎回
「いぇ~ ぃやーやカミーぐぁーんまがやさやー」(あぁ~、カミ~ぐぁの孫だね)

「あぃんちゃ、おとーけー いっぺーにちゅせー」(そう言えば、お父さんそっくりだね)
ともよく言われました。

「カミーぐぁ」は私のおばーの童名です。
すごく懐かしいです。

中学くらいになると集落内の「屋ヌ名」は
は全部知っていました。
今でも母と電話で話すときは「屋ヌ名」を
が出てきて「東前ぬ新屋の○○は結婚した」だの
「仲アサギの伯父さんは亡くなったよ」とか


故郷はいつでも懐かしく思うものですね。

Posted by やまとぅんちゅ at 2009年09月05日 23:50

https://kantaro.ti-da.net/ ◆やまとぅんちゅさん

はじめまして!
返信遅くなりまして申し訳ありません。

やまとぅんちゅさんも『やーや、まーぬが?』を
おばーさまに仕込まれていたのですね。笑

僕は、未だ実践で使う機会がないのですが、

小さい頃、おばーちゃんの家に
おばーちゃんの友達がゆんたくをしにきている時には、必ず、『やーや、まーぬが?』と訊かれていました。
これは、おばーちゃんが友達に仕込んで、わざと訊いていたのですが(笑)、
それに対して僕が答えると、
おばーちゃんと友達は、いつも喜んで笑っていました。

ちなみに、僕のおばーちゃんの童名は、モウシなのですが、
目が一重で小さかったので、
あだ名が、『みぃーぐゎー』だったそうです。。。笑
その『みぃーぐゎー』の遺伝子を受け継いで、
親父も僕も沖縄では珍しい一重です。。。
どちらかと言うと、やまとぅー顔をしています。。。笑
親父は若い頃、『布施 博』にそっくりで、
今では『徳光さん』になっています。。。笑

やっぱり故郷はいつでも懐かしく思いますし、
こうやって、おばーちゃんが昔、あんな事を言っていたなぁ。。。等々を思い出して考えたりすることで、
いつでもリスペクトしていたいですね!

コメントありがとうございます!

Posted by 幹太郎幹太郎 at 2009年09月23日 19:27

本島の方言にあまり親しみがないリアルです。
かと言って、ドゥナン言葉も分かりません。
完璧な現代ッ子のリアルです。
本当は聞いたり、喋ったりしないといけないんだけどねぇ…

Posted by リアル at 2009年09月30日 09:54
 
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